この記事では訪問介護への就職・転職をお考えの方に、訪問介護の具体的な内容を介護業界経験者が解説していきます。
この記事を読んでいただき、読者の方が少しでも前向きに歩んでいただければ幸いです。人生は一度きりですので、後悔しないための道をしっかりと選んでいきましょう!
この記事を読んで理解できること
- 訪問介護という仕事の特徴
- 訪問介護のメリット・デメリット
- 介護保険制度の訪問介護の位置づけ
訪問介護へ就職・転職したい方のおすすめ介護系転職サイト
複数の転職サイトに登録するがおすすめです!求人情報の範囲が広がり、応募先企業の多様性が増えます。それに伴い自身の条件に合った求人(待遇面や環境など)が見つかる可能性が高くなるからです。転職サイトに登録する事は、自分自身のキャリアアップを目指すうえで有効な手段の一つなので、下記におすすめの転職サイトを掲載したので参考にしてみてください!
1.レバウェル介護(旧:きらケア)
介護士の求人、募集は【レバウェル介護】では、介護業界に精通したアドバイザーが自身の希望する条件に沿って転職のサポートをしてくれます。豊富な求人から詳しい情報を提供してくれるため、安心して様々な求人を選ぶことができます。また、就業後も相談に乗ってくれるなどの手厚いアフターフォローも魅力です。
【公式サイトはこちら(登録無料)】
レバウェル介護(旧:きらケア)の口コミ評価
レバウェル介護(旧:きらケア)という求人サイトです。 信頼できる求人サイトを検索してたら そこに行き着きました。 職場と自分の間に入ってくれるエージェントの方に自分の条件等伝え 紹介していただいた施設で今は働いています。
出典元:Twitter
レバウェル介護(旧:きらケア)は、介護関連に特化した転職サイトです。専門のアドバイザーが面接に同行してくれたり、条件交渉をしてくれたりするので、初めての転職で不安がある人でも安心して転職活動を進められます。
出典元:Twitter
2.ケアジョブ
『ケアジョブ』では、専任のキャリアアドバイザーが登録・紹介・入職後のアフターフォローまで一切無料で対応してくれます。とても心強いサポート体制が構築されています。訪問介護の求人情報に関しても全国の好条件・高待遇の求人情報が満載です。また、非公開求人も多数あるので自身の希望に合った職場が見つかります。
【介護職専門の転職サイト ケアジョブ】
ケアジョブの口コミ評価
31歳女性の場合
前職は、有料老人ホームで4年間勤務。今の施設よりも介護度の高い特別養護老人ホームでスキルアップをしたいと思い転職を考えていました。友人からの勧めでケアジョブに登録をしてみたところ、担当者の方がとても丁寧な対応で私の要望を的確に聞いて下さいました。すぐに希望通りの求人を複数用意していただき、その中で最も介護スキルが身につく施設に応募することに決めました。応募にあたって、履歴書の添削から面接のアドバイス、面接同行まで心強いサポートでスムーズに入職をする事が出来ました。今は希望していた特別養護老人ホームで勤務することができ、とても満足いく転職ができました。本当にありがとうございます。
出典元:ケアジョブ公式サイト
29歳女性の場合
出産を機に前職を退職しましたが、子供が2歳になり再就職を決意しました。託児所のある施設で夜勤はなし、土日は休みが欲しいと厳しい条件で探していましたが、忙しいこともあり自分では条件通りの施設を見つけることができなく、ネットで見つけたケアジョブに登録してみる事にしました。担当のキャリアアドバイザーの方に厳しい条件である事を承知で希望を伝えてみました。託児所があり、夜勤はなし土日休みで残業も少なく自宅から近くで子育てに理解のある施設と希望をだしてみましたが、担当のキャリアアドバイザーが親身に話しを聞いて下さり、条件通りの求人を用意していただき、入職することができました。私だけでは、施設の内部事情まで把握する事はできなかったのでケアジョブにお願いして本当に良かったと思っております。今は入職して半年が経っていますが、本当に子育てに理解のある人達ばかりで安心して仕事を続けることができています。
出典元:ケアジョブ公式サイト
3.かいご畑
『かいご畑』では、専任の人材コーディネーターが希望に沿った訪問介護の求人を紹介してくれます。また、求人情報だけでなく、介護業界に関する情報や介護職のキャリアアップ情報、専門家による相談窓口なども提供しています。求人情報の検索機能も充実しており、自分の希望条件に合わせた求人情報を探しやすいというメリットがあります。
【介護求人専門サイト かいご畑】
転職サイトやエージェントは、多数の求人情報にアクセスできることやキャリアアドバイスの提供、スピーディーな求人紹介、面接対策や交渉支援の提供、そして無料で利用できることが挙げられます。これらの利点により、自分に合った求人を見つけやすくなったり、転職活動を効率的に進めることができます。
訪問介護へ就職・転職した方が良い人&しない方が良い人
訪問介護は、高齢者や障がい者などの生活支援や健康管理を行う仕事です。利用者が持つ身体的・精神的な問題を抱えている場合があり、その状況に応じた対応が求められます。以下、訪問介護に向いている人・向いてない人の特徴について詳しく説明します。
訪問介護に向いてる人
サービス精神がある人
利用者が抱える問題を解決するために、日々の生活のサポートを行う仕事です。そのため、サービス精神がある人でなければ、仕事に熱心に取り組むことができません。また、利用者との信頼関係を築くためにも、優しく丁寧な対応が求められます。
コミュニケーション能力がある人
利用者と直接対話し、信頼関係を築いていく仕事です。そのため、コミュニケーション能力が高く、相手の話を聞き、適切に対応できる人が向いています。また、利用者の状況や要望を理解することが重要であるため、丁寧なコミュニケーションが求められます。
フレキシブルな働き方ができる人
利用者の都合に合わせて、夜間や週末、祝日などの勤務が必要な場合があります。そのため、フレキシブルな働き方ができる人が向いています。また、急な変更や対応が必要な場合があるため、柔軟な対応が求められます。
忍耐力がある人
利用者が持つ身体的・精神的な問題を抱えている場合があり、その状況に応じた対応が求められます。そのため、忍耐力があり、問題解決能力に長けた人が向いています。また、利用者にとってストレスにならないよう、優しく接することも重要です。
真摯な姿勢で仕事に取り組める人
利用者が安心して生活できるよう、その人に合わせた生活支援や健康管理を行う仕事です。そのため、真摯な姿勢で仕事に取り組める人が向いています。利用者が抱える問題や要望に対して、真剣に向き合い、適切なアドバイスや支援を提供できる人が求められます。
医療知識や介護知識がある人
利用者が抱える身体的・精神的な問題に対応するため、医療知識や介護知識が必要とされる仕事です。そのため、医療や介護に関する知識を持っている人が向いています。また、専門的な知識を持っていることで、利用者の状況に適切に対応できることができます。
自己管理能力が高い人
外出先から利用者宅に移動する場合が多いため、自己管理能力が高い人が向いています。自己管理能力が低いと、時間管理やスケジュール調整がうまくできず、仕事に支障が出てしまうことがあります。また、訪問介護は、利用者の生活環境に対応した対応が必要であり、自己管理能力が高い人でなければ、利用者に対して不適切な行動をしてしまう可能性があります。
以上のように、訪問介護に向いている人には、サービス精神、コミュニケーション能力、フレキシブルな働き方、忍耐力、真摯な姿勢、医療知識や介護知識、自己管理能力がある人が挙げられます。これらの特徴を持つ人は、訪問介護に向いていると言えます。
【介護求人専門サイト かいご畑】
訪問介護に向いてない人
長時間労働ができない人
しばしば休日や夜間に仕事が発生することがあります。そのため、長時間労働が難しい場合は、ストレスや疲労が蓄積される可能性があります。
心身の健康に問題がある人
フルタイムで働くことが多く、身体的にも精神的にも要求が高い職種です。身体的に弱い人や心身の健康に問題がある人は、ストレスや疲労が蓄積される可能性があるため、転職をやめることを検討する必要があります。
運転ができない人
通常、自分の車で患者さんの家を訪問する必要があります。運転ができない場合は、この職種に就くことが難しいかもしれません。
利用者と接することが苦手な人
利用者と接することが主な仕事です。利用者とのコミュニケーションが苦手な場合は、この職種に就くことが難しいかもしれません。
経済的な理由
介護保険での支払いが中心となっており、給与が高いとは言えません。もし経済的な理由で転職をやめる必要がある場合は、他の職種を探すことも検討する必要があります。
上記の内容を読んで自分に合っていないと思った場合は他の職種を探してみても良いかもしれません。
訪問介護ってどんな仕事?
具体
訪問介護は、介護福祉士)などの資格を有した訪問介護員などが、要介護者の居宅(自宅やサービス付き高齢者向け住宅等の施設の居室)を訪問し、できるだけ要介護者自身の力で日常生活を営むことができるよう、入浴や排せつ、食事などの介護、調理や洗濯、掃除などの家事、生活などに関する相談や助言などの必要な日常生活の世話を行うものです。時には家族とのコミュニケーションも必要になってきます。
ただし、家事については、①要介護者がひとり暮らしのため、または②同居家族などの障害・疾病等のため、要介護者や家族などが自らその家事を行うことが困難なもので、日常生活上必要なものに限られます。
訪問介護【ホームヘルパー】の平均月給
参照:厚生労働省【令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果】
平均給与額等(時給・非常勤の者) | 93,960円 |
平均給与額等(日給・非常勤の者) | 111,820円 |
平均給与額等(月給・常勤の者) | 314,590円 |
サービス担当者
介護福祉士の資格を取得している者のほか、介護職員初任者研修や生活援助者研修を修了した者が訪問介護員としてサービス提供を行います。また、平成25年4月改正施行以前の介護職員基礎研修課程および訪問介護員養成研修課程1~2級の修了者は、養成研修修了者とみなされます(ただし、経過的措置です。)。
このほか、訪問介護には、訪問介護のサービス全体を掌り、必要なサービス提供に係る便宜を提供する職種として“サービス提供責任者”の設置が必要です。サービス提供責任者には、①介護福祉士、②社会福祉士及び介護福祉士法第40条第2項第二号の指定をうけた学校または養成施設において1月以上介護福祉士として必要な知識・技術を習得した者、③平成25年4月改正施行以前の介護職員基礎研修課程または1級課程の修了者が充てられます。
また、平成28年4月の介護保険制度改正で誕生した“共生型訪問介護”では、サービス担当者として障害者総合支援法に規定する居宅介護・重度訪問介護を提供している者として厚生労働大臣の定める者が担当でき、サービス提供責任者として障害福祉サービスの基準に規定するサービス提供責任者を充てることができます。
【介護職専門の転職サイト ケアジョブ】
訪問介護のアレコレ
同居している家族への訪問介護の提供
同居家族への訪問介護は、次のすべての条件を満たす場合に限り、市町村は基準該当サービスとして保険給付の対象とすることができます。
①利用者が、指定訪問介護のみでは必要なサービスの覚悟が困難と市町村が認める地域に住んでいること
②居宅介護支援事業者の居宅サービス計画にもとづいて提供されること
③事業所のサービス提供責任者の行う具体的な指示にもとづくサービス提供であること
④身体介護(入浴・排せつ・食事等の介護)を主な内容としたサービスであること
⑤担当訪問介護員等の同居家族への従事時間が、総従事時間のおおむね2分の1を超えないこと
生活援助サービスの取扱いについて
訪問介護は、身体介護と生活援助に分けられます。身体介護とは、利用者の身体に直接接触して行う介助等と、日常生活に必要な機能の向上等のための介助・専門的な援助を言います。一方、生活援助とは、日常生活に支障が生じないように行われる調理・洗濯・掃除等をいいます。
ケアマネジャーが作成する居宅サービス計画書(ケアプラン)では、生活援助サービスを一定回数(要介護1:27回・要介護2:34回・要介護3:43回・要介護4:38回・要介護5:31回)以上位置づける場合、生活援助中心型サービスの必要の妥当性を検討し、居宅サービス計画に理由を記載し、かつ、市町村へ届け出ることが規定されています。
訪問介護に必要なスキルとノウハウ
求められるスキル
訪問介護は、居宅(自宅やサービス付き高齢者向け住宅等の施設の居室)に住む要介護者の日常生活を傍で支えるサービスであるとともに、身体介護や生活援助等の多岐にわたるきめ細かなサービス提供が求められます。身体介護では、限られた環境(例えば、麻痺側に応じていないお手洗いや浴室での介助)、物品で必要なサービスを計画の時間内で実施する臨機応変なスキル、生活援助では主婦(主夫)としての経験をもとにした家事のスキルが必要となってきます。
一般には、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や介護老人保健施設等の介護保険施設、通所介護(デイサービス)や通所リハビリテーション(デイケア)等の居宅サービス事業所である一定の介護経験を積んだうえで訪問介護サービスの門を叩く方が多いようです。
求められるノウハウ
単に介護技術や家事のスキルだけでなく、“居宅での生活を支える専門職”としての意識をもつことも求められます。
加齢や体調の変化、疾病などで要介護者の多くは近所付き合いが徐々に減ることから、訪問介護員(ヘルパー)の訪問を心待ちにし、必要なサービスだけではなく、“家を訪ねてくれる人”としての存在を求めていることも少なくありません。そのためコミュニケーション能力が非常に大切になってきます。利用者とのコミュニケーションを通じて、その人のニーズや希望を理解し、最適なケアを提供することが求められます。具体的には、聴く力、話す力、観察力、柔軟性、プライバシーの尊重が必要です。これらのスキルを磨くことで、利用者との信頼関係を築き、質の高い訪問介護を提供することができます。
【介護関係の資格を取るならシカトル】
訪問介護員の一日スケジュール(例)
訪問介護事業所のサービス提供責任者や管理者が訪問介護員の仕事を管理し、訪問回数や内容を調整することから、代表的な例を紹介します。
時間帯 | 業務内容 |
---|---|
8時30分 | 出勤 |
8時35分 | 朝のミーティング |
8時45分 | ~移動~ |
9時00分 | 訪問(1件目・生活援助(洗濯・掃除・デイサービスの送り出し支援)) |
9時45分 | ~移動~ |
10時00分 | 訪問(2件目・身体介護(排せつの支援)) |
10時20分 | ~移動~ |
10時45分 | 訪問(3件目・生活援助(買い物支援)) |
11時15分 | ~移動~ |
11時30分 | =休憩= |
12時30分 | ~移動~ |
13時00分 | 訪問(4件目・身体介護(入浴支援)) |
14時00分 | ~移動~ |
14時30分 | 訪問(5件目・身体介護(通院外出介助)) |
15時15分 | ~移動~ |
15時30分 | 帰所・書類作成 |
17時15分 | 退勤 |
訪問介護向けの転職サイト・エージェント比較表
サービス名 | レバウェル介護 (旧:きらケア) | ケアジョブ | かいご畑 |
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運営会社 | レバレジーズ株式会社 | 株式会社メディカルジョブセンター | 株式会社ニッソーネット |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
対象 | 介護職全般 | 介護職全般 | 介護職全般 |
エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
特徴 | 万全のサポートサービス | 非公開求人多数 | 未経験・無資格OK |
公式サイト | レバウェル介護 正社員紹介 | ケアジョブ | かいご畑 |
介護職の働き方について
介護職は、高齢化社会の進展に伴い重要性を増しています。介護職は、高齢者や障害者の日常生活の支援を行う仕事です。働き方は、施設や在宅など多様ですが、共通して求められるのは人間性やコミュニケーション能力です。また、夜勤や休日出勤もありますが、フレキシブルな働き方も増えています。労働環境や報酬は改善されてきていますが、負担が大きくなることもあります。自己ケアやスキルアップも重要です。介護職はやりがいと尊さを感じる仕事であり、社会の支えとして重要な存在となっています。
介護職は、利用者の方を笑顔にする事のできる魅力のある仕事です。介護職の種類も多く、自分に合った働き方の職場を見つけることも可能です。また、介護系の資格も沢山あり、資格取得・スキルアップの目標を立てて、モチベーション高く働くこともできます。
訪問介護の仕事はやりがいを感じることができ、利用者と直接コミュニケーションを取ることで親身になって接することができます。さらに、時間的な自由度が高く、専門的なスキルを身につけることができるため、自己成長に繋がることができます。人と接することが好きな人に向いている職業であると言えます。これらの魅力があるため、訪問介護の仕事は充実した仕事になるでしょう。この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は是非とも訪問介護への就職・転職を検討してみてください!最後までお読みいただきありがとうございました!